今年、東京オリンピック 開催はどうなるんでしょうかね?
日本はスポーツなどの外交的なことに従事する人間に対しては、献身的であり個性を磨く為の時間や労力を称賛する風潮やシステムはあると思うのです。が・・内向的(言葉の使い方が間違っていたらごめんなさい)俗に言う「オタク」と呼ばれるような、技術者的なことに関して携わる人に対しては、まだまだ称賛する風潮が少ないのではないでしょうか? それでも、今の子ども達に将来の夢を聞くと、プログラマーやゲームクリエイターなどのランキングが上位にあります。ならば、次世代のクリエイターを生む社会を作るやも知れない個人を理解できる社会であって欲しいと思いつつ・・
何と言っても個性が認められるべく 風の時代の到来なのですから・・
ビットコイン・ピザデー
突然ですが・・毎年5月22日は「ビットコイン・ピザデー」としてユーザーの間では記念日として知られています。これは、世界で初めてビットコインが通貨として交換された日です。2010年5月22日に、2枚のピザがフロリダのプログラマーによって初めて決済されました。
このビットコインや仮想通貨(暗号通貨)、私は当初から耳にしてはいましたが、当初は全く理解できず、詐欺的な感覚でしか聞き取ることができませんでした。ところが、私の周りの柔軟で頭が良く理解力のある大学生達は、その未知なるブロックチェーンなるものに参入していました。
さて、今から11年前 1BTC(ビットコイン)≒0.0025ドル。10,000ビットコインで交換された その2枚のピザは25ドルだったそうです。妥当な金額ですね。
現在の1BTC≒500,000,000ドル。2枚のピサに交換するとしたら、な・なんと!約50億円!!!
凄すぎる!!!当初に参入した人達は先見の明があったのでしょうね。それでもその随分後ではありますが、私の周りで、この仮想通貨なるモノに参入し、いわゆる詐欺的な行為に巻き込まれ大金を失った人もいます。何を信じて何を疑ったらいいのか⁈ 皆目見当がつきません。まあ、いわゆる成功者であっても、過去には大きな失敗を体験したこともあった。と言う話を聞いたことがあります。それは・・上階へ上がると思い込んで乗ったエレベーターが一気に下層へと下がって行く・・しかも1番下の階まで下がりきった感覚だったそうです。なんだか分かる様な気がします。慎重に行きたいものです。
さてさて、2009年1月に このビットコインを公開したとされているのが「サトシ・ナカモト」と名乗る人物。日本人やないけーーッΣ(゚Д゚)!と、思うのですが 論文の表記が英語であること(他にも未知なことが多々あり)で、国籍も性別も分かっていないそうです。ミステリアスなことに興味津々なわたし・・(笑)なので今回、このビットコインを題材に取り上げたのかも?因みに、未だにその人物は特定されていないそうです。
そもそもビットコインとは・・(私なりの解釈なので間違っていたらご容赦ください)
カード決済とは、いわゆる信用取引であるため、政府や金融機関を通す訳ですが、BTCは、これに参入した各々の監視下の下で売り買いがされるシステム。故に不正が行われようものなら皆の監視の下、直ちに暴かれるわけで・・つまり公開売買。(あまりにもザックリですが 笑)
このBTCを論文にし、法定通貨とは異なる通貨をプログラミング化するのですから、サトシ・ナカモトなる人物 相当な頭脳の持ち主! 今、何処で何をされているのでしょうか⁈
現在、サトシナカモト氏が所有するBTCは2兆円とも云われているそうです。動かそうものなら、人物が特定されることを想定したとして・・それも出来ないのでしょか?うーーん!ますます気になる!
風の時代の到来に一石を投じたサトシナカモトなる人物。私たち人類に多大なる影響を与えました。
現在では電子マネーの導入が加速化しています。その先駆けとなったのが、類こそ違えどBTCであることは少なからずあると思うのです。
話しは飛びますが・・先日、たまたまテレビを見て衝撃を受けたことをシェアさせて頂きます。
あのWinnyを開発した金子勇氏こそがサトシナカモトである(?)と仮説を立てられたものでした。
今や誰もが知るYouTubeが2005年2月に始めて公開されたのに対し、Winnyは2002年5月に公開。
YouTubeより3年前に開発・公開されたファイル共有ソフトでした。が、著作権法違反として2003年11月捜査差押を受け、2004年5月逮捕。金子勇氏は後に大阪高裁と争うことになります。
YouTubeがサーバーとして違法な投稿の管理や拡散を防いでいることに対し、winnyには管理する為のサーバーは無く、個人ユーザーが自由にアップロードできるが故の難がありました。
7年間の裁判の末、無罪を勝ち取った金子勇氏でしたが、その内容を平たく説明するなら、包丁を作った開発者が悪なのではなく、その包丁で料理をしたのか?人を殺めたのか?が問われるところであり、開発した金子勇氏が罪では無いことが認められた。と言うことです。(またしてもザックリ)とは言え、この7年間は大きな損失であったことでしょう。それは、金子氏個人の損失と言うより、もはや天才を封印した日本の損失であると思うのです。
2011年12月に無罪を勝ち取るまでの裁判期間中、金子氏は意味深な言葉を残しています。
「次の手は打ってある」(TVで見ただけの うる覚えなので間違っていたらごめんなさい)
この次の手こそ、後の ビットコインなのでは無いか?!そう仮説を立てたのです。
その後 金子勇さんは、 2013年7月6日42歳の若さで心筋梗塞で還らぬ人となりました。
事実は小説より奇なり・・ サトシナカモトと金子勇は同一人物なのか?だとしたら、あちらの世界から私達人類が翻弄するブロックチェーンの行く末を、笑みを浮かべて傍観しているのか?
それとも 同一人物では無いとしたならば サトシナカモトは、今どこで何を考え俯瞰しているのか?
書き出しの文面に戻るところの、風の時代の到来。これからは個性の時代・・特に日本はまだまだ個人の良い面より、悪しき面(右向け右)に習った教育や社会が主流です。もっともっと個性を尊重する教育や社会であって欲しいと思うのです。
もう2度と日本の天才 プログラマーである金子勇さんの貴重な時間を奪った罪を繰り返さないためにも・・
最後までお読みいただきありがとうございます。感謝です。