私はこれまで、興味、いや本能の赴くままに様々なマッサージを学び、体得してきました。
そのため、Lanaサロンではありとあらゆるマッサージのメニューをご用意しております。
ベースはタイ古式とロミロミの2種類のマッサージですが、これにリンパドレナージュを盛り込んだり、お腹が気になる方にはチネイザンを、頭がお疲れならヘッドスパを・・・と、お客様のご要望やお体の調子を伺いながらメニューをプラスすることができます。
あまりにもメニューが多いのでどれを選んだらいいのかわかならい(*゚Д゚)と、迷う方がいらっしゃいます(^^;)
そんな方におすすめなのが「Lanaメソッド」です!!
タイ古式とロミロミ・・・その他、“あらゆるマッサージのいいとこどり”なので、迷ったらコレ!です。
これまで、ありとあらゆるマッサージで20,000人以上の身体を診てきた私にお任せください!
という訳で、今日はさまざまなマッサージがある中でも、Lanaメソッドの根幹である、「タイ古式」と「ロミロミ」の2つのマッサージについて、比較検証してみたいと思います。
「タイ古式」と「ロミロミ」・・・
ざっくりと言ってしまえば、タイ古式は着衣のマッサージ、一方のロミロミとはオイルマッサージですが・・・
タイ式でもオイルマッサージはありますし、ロミロミでも着衣のままで行うマッサージはあります。
施術に関する詳しい比較はまた別の機会にお話しさせていただくとして、今日は視点を変えて、2つのマッサージの歴史や背景の違いについてを中心にお話していきたいと思います。
先ず、タイ古式について・・・
2,500年にお釈迦様が悟りをひらき その後、弟子たちによって広められた上座部仏教。この上座部仏教と深い繋がりがあるタイ古式は、お釈迦様と時を同じくして生きた創始者であるシヴァカ師により現在まで脈々と門下生により受け継がれて来ました。
精神をブッタ(お釈迦様)が解き、身体をシヴァカ様が解いたとされています。この2つは表裏一体。切っても切り離すことはできません。それ故にタイ古式マッサージは本当に奥が深いのです。学べば学ぶほどに引き込まれていく技法は、技術に留まらず精神論にまでおのずと入り込んで行く・・・そんな業だと私は思っています。
因みに、上座部仏教とはお釈迦様が悟りを開いた最もシンプルな教えです。(あまりにもザックリと云うなら・・ですが)
お釈迦様の入滅後にその教えは大きく分けて2つに分裂しました。
出家し修行を積んだ者にのみ悟りは開かれると説いた「上座部仏教」。
それに対し、一般大衆であっても悟りは開かれると説いたのが皆さんもご存じの「大乗仏教」です。
その後、南のルートを辿り上座部仏教はスリランカ、タイ、カンボジア、ミャンマー、ラオスへと渡りました。(余談ですが、私は土地のエネルギーを受けます。だからスリランカやタイやカンボジアへと導かれるのかも?? )
また、北ルートを辿った大乗仏教は中国、日本、朝鮮、チベット、モンゴルへと渡りました。
私はかつて、小学6年のときに半ば強制的に仏教徒に改宗させられたことがあるのですが(その前はクリスチャンでした!笑)それでもいざ学んでみると・・・
仏教・・・ふ・深い・・・深すぎる!(*_*)
仏教に携わった経緯があったからこそ、タイ古式・・・お釈迦様・・・この辺のことが身体だけに留まらず意識へとすんなり入って行ったのかも知れません。
因みにですが、その後の十数年間仏教徒であった私ですが・・・
それこそ今度は自らの意志で離脱しましたーーーッ!!
現在は全くもってフリーなわたしです!!!((´∀`*))
さて、話しを本題に戻しますね・・・😊💦
タイ古式は、何と言っても「セン」です。圧迫は勿論のこと、タイ古式でいうところのオイルマッサージでもしっかりとセンをとらえます。
センをとらえるオイルマッサージと、そうでないオイルマッサージでは全くもって別物です!断言します!「センにはじまりセンに終わる」タイ古式。オイルでさえもここはキーワードです。
続いて、ロミロミへと参りましょか。
ロミロミといえばハワイ🌴☼🌴
しかし元々ロミロミはポリネシア人によって施されてきた身体のメンテナンスでした。それまで血族に口頭で伝承されていた秘儀であったロミロミが、アメリカの領土となった後に、アメリカ人によってその技法が広く知れ渡ることとなった訳です。今ではロミロミはアメリカが認定する国家資格となりました。
では、ポリネシア人はいつ?どこから来たのでしょうか?
その原基はモンゴロイド系であり、台湾であるという説を聞きます。5,000年前に航海の末、フィリピンやインドネシアへ南下し、その後、今から3,500年前には更にニューカレドニアやサモアへと分布を広げ、そしてタヒチへ。ある者は更に南下しニュージーランドへ。ある者は東に針路を変えイースター島へ。そしてある者は北上しハワイへと辿り着き根を下して来たのです。
こう考えてみると遥か昔に何千年もかけて太平洋という大海原を渡ったポリネシアの人々・・・壮大なロマンを感じませんか?果てなき探求心・・・凄いです!!!
しかし、ロマンといっても、その航海や幾多の領土争いの中で、どれほどの人々が負傷し命を落としたことでしょう。
そんな中で日常的に施されていた知恵と知識と技術。それが現在のロミロミの起源であると思うのです。
ロミロミは戦いが生んだ賜物であると思うのです。それ故に、その知識や技術が他に知られてはならないのです!本当は文字はあったにもかかわらず、門外不出にすることで部族の命を守ったと思うのです。それには文字に起こしてはならないのです。(あくまでも私独自の見解です)
さて、それぞれの歴史的背景をお話ししてきましたが、まとめると・・・
タイ古式は人の手によって裾野を広げてきました
それに対し・・・」
ロミロミは人に知られまいと隠されてきました
タイ古式は精神を安定させ瞑想状態で、内へ内へと入って行きます
それに対し・・・
ロミロミは外へ外へと祈りを捧げます(航海や戦いで計り知れない偉大な力に委ねたのです)
受け手と施す側が一体となることで「世界一きもちいいマッサージ」と評されるタイ古式
神々や精霊に命を託すことで「世界一ヒーリング力のあるマッサージ」と評されるロミロミ
余談ですが・・・
タイでは国を挙げて生活に困窮している人々(タイ人に限り)に無償でタイ古式を教える制度があると聞いたことがあります。技術さえあれば生きて行けますよね。流石!仏教国。
また、ロミロミは隠すことによって守られて来ました。故に古代のロミロミは各家庭によって手法もさまざまでした。後に「アンティ・マーガレット」によって統一され世界中に広まったロミロミ。今やアメリカの国家資格取得がロミロミの定義とされています。古代ハワイアンが守って来たロミロミが、現在ではこうしたアメリカの壁によって守られている・・・?囲ったモノが別のカタチで囲われる・・・これを皮肉というべきなのでしょうか?(笑)
いかがでしょうか?
私なりにタイ古式とロミロミについてお話しさせて頂きました。
まとめると、種類は違えどどちらも「世界一」のマッサージであるということですね!
この世界一のマッサージのいいとこどりをしたのが、「Lanaメソッド」なわけです・・・ちょっと強引でしたね(^^;)
lanaではこうした タイ古式・ロミロミをはじめ様々な技法を余すことなくお伝えしています。
先ずは是非 lanaメソッドをお試しください。
最後までお読みいただきありがとうございます。