前回のブログでは免疫を上げるには「腸」が重要な要であることについてお伝えしました。
またその中で、免疫力を上げる食材として「麹」が万能ですよーー!と、ご紹介しました。
その実用編として、今回は麹のレシピについてご紹介する予定でおりましたが・・・「腸」の話しになると私、止まりません。(笑) なので、今日はまた違う角度から腸のお話しをさせていただこうと思います。

みなさん あまりにも突然ですが・・・

お母さんのお腹の中で受精後、最初に出来上がる器官が「腸」

こんな話しを聞いたこと・・・ないですか?

そうです!心臓でも脳でもなく、腸である!という話し・・・。

私、この話を聞いた時に、ピタッと腑に落ちた感覚がありました。今日はこの話しに触れさせて下さい。

 

さてさて、そんな「腸」ですから・・・

実は「腸が脳に指令を出している」こんな説もあるようです。

話しは反れますが、私は脳科学についても興味深々です。脳内の電気信号によってさまざまな現象を引き起こす脳。仕事柄(かつて勤務していた知的障がい児、発達障がい児のカウンセリング)もあって脳についても勉強はしてきました。脳のメカニズムの分野は現在の科学を以てしてもまだまだ未開なことが多いそうです。

そうなると、「腸が脳に指令を出している」いやいや、やはり「脳が腸に指令を出している」

この論争は、卵が先か?鶏が先か?こんな堂々巡りになります。解りません。

それならばと言うことで、腸と脳の役割分担というカタチで私なりに感じた感覚で書かせていただきますね。

 

さて、あなたは今現在、迷っている事、悩み事などはありますか?

人生の岐路に立ち選択に迷うこと・・・多々ありますよね。私もある!ある!です。

人生の岐路とまでは言わなくても、毎日毎日が選択の連鎖ですよね。

今!選択を迫られているそこのあなた!

「意識」は「脳」が支配!

「心」は「腸」が支配!しているそうですよ!

あなたはどちらに従いますか?

「意識」ですか?!それとも「心」ですか?!

言い方を変えれば・・・

「脳」に従いますか?!はたまた「腸」に従いますか?!

もっと噛み砕くとするならば・・・ここからは私の見解ですが

•意識を司る脳は・・・感知・知覚・認識できる状態・心が知覚を有している状態・顕在意識

•心を司る腸は・・・・生命維持・原始的な感情・経験や知識を度外視した状態・潜在意識

こんな感じでしょうか?

ブルースリーの映画「燃えよドラゴン」に、「“Don’t think. feel!(考えるな、感じろ!)」という有名なセリフがあります。でもこの感覚でさえ、得てして、感覚を有して感じ取っている状態。つまり脳からの指令なのかも知れません。

意識に従うのか?心に従うのか?それは状況によっても違いますよね?

脳は嘘をつくけれど、身体は嘘はつかないとも云います。私はセラピストなので、それはよく分かります。施術をしていてそんな場面はよくあります。施術中にお客様のお腹がグゥオオォォーっと鳴るんですねぇ。身体が原始レベルで心地よさを感じているんでしょうか?逆に私自身が受けていても恥ずかしいくらいお腹が鳴ることがあります。そんな時は、まさに至福のときなんです。頭(脳)で感じる気持ちよさとはまた別の心地良い感覚なんです。

 

さて、話を脳と腸の役割分担に戻します。

お食事中の方ごめんなさい🙇

みなさん思い出してみて下さい!あの修羅場・・・考えただけでも辛い・・・あれです!あれ!

脳は「ダメ!今はダメ!ここではダメ!ダメーーーーッ!」と・・・指令を出す!

その脳である意識に反して・・・

腸(内臓)は「押し出せ!イマダァーーー!限界突破ーーーッ!」と・・・せめぎあい!!

そうです!あの・・・下痢です。(ホントごめんなさい)

これって役割分担のせめぎあいをしている状態なんです。

外肛門括約筋は・・・脳が支配!!

内肛門括約筋は・・・腸(内臓)が支配!!

といったら皆様にも体感を以て納得がいくのではないでしょうか?経験ありますよね?

ハッキリ言います!肛門は脳が支配。それより内部は腸が支配しています。腸(内臓)は自分の意志では動かすことはできないですよね!生命維持を司っているが故に優先順位的はこの場合、腸が優位。

嘔吐も然りです!私は先日2ヵ月ほど前に約30年振りにこの2大自然現象を体感しました(今、思い出しても辛かったーーーッ)

どちらかと言うと嘔吐で苦しみました。嘔吐は内臓の決心です!脳が司る分野ではありません。

 

●先ず、顔が青ざめます。これは血圧を下げる為です。

●次に、心臓が鼓動のリズムを落とします。

●そして、胃酸から歯を守る為に大量の唾液が放出されます。

●こうして準備が整ったところで、胃腸が逆ウェーブを開始します。

●その時、胃は大きくプーーッと膨れポンプの役割をします。

●と、同時に肺は気道を閉じて遺物混入を防ぎます。

●最後に横隔膜と腹筋を使って下から上へと突き上げます。

 

ブラボーーーーー!!!

難易度の高い身体技術!!生物としての見事な動き!!私の内臓 good job!!

 

冗談はさて置いて、こうして内臓が連携を取ってそれぞれの役割を的確に熟すんですね!この時、脳が指令を出しても無駄です!せいぜい指令通りに動けるのは逆流したモノを口の中で止めるか?吐き出すか?これくらいでしょう。このように生命維持に関わるとき、腸が司令塔となって命の根源を守っているんですね。それでも、生活の全般では脳が司令塔となって意思決定しているのでしょうかね。

腸と脳が連携を取り合ってそれぞれの役割を担ってくれているからこそ、私たちは生かされているのかも知れませんね。因みに、鬱はこの腸と脳の連携が取れていない状態だそうです。

 

余談ですが・・・

私はここ最近、ある感覚で悩みました。

意識では否定するんです。(脳はNOってことですかね)

でも、心はGO!なんです。(腸はYESですよね)

これってみなさんの感覚でもよくあることだと思います。よく言うところの、

思考では否定していて、感情は肯定している感覚。

よく言いますよね・・・頭は言い訳をする。だから、やりたい!という心の衝動に従え!と・・・

ちょっとまったーーーーーっ!!!

私が言いたいのはここからです!

数年前・・・ヴァシャールの「ワクワクに従え」この感覚に従って・・・そう、ただただこのワクワクの感覚に忠実に従い意思決定し、行動した わたし・・・

その結果・・・!!!

どん底に堕とされたことがあります!!!

何故?!どうして?!この宇宙の真理は私をどん底に突き落とすのか?!これから先の人生、何を基準に意思決定したらいいのか?!本当に本当に考えさせられました。

そこで・・・

今回は「心」を支配しているという「腸」と対話をしてみたんです。

原始脳である腸・・・潜在意識にも深く関わっている様な気がしてきた今日この頃のわたし。

潜在意識と対話するのって難しくないですか?潜在意識と繋がる方法として瞑想法があるとは思いますが・・・。意識していない状態が潜在意識な訳だから、そこを意識するには無心にならないと・・・。

あーぁ 深い。深い。そこで、腸に意識を向ける。身体に意識を向ける感覚でしょうか?

そうしたら・・・確信に変わったんですよ!

とても不思議な感覚でした。それは、突然に起こったんですよね(笑)

頭で考えているときじゃないんです。まさに腸から上がってくる感覚。それは突然でした。

みなさんもお試しあれーー(笑)

腸に意識を向ける!これ結構いいかも!デス😊

最後に・・・日本には古来よりお腹に関する言葉がありますよね

腹に据える・腹をくくる・腹を決める・腹を割る・太っ腹・腹を抱える・腹を読む・腹黒い・腹を探る・腹の虫が治まらない・腹わたが煮える・腹が立つ・などなど。

腸(お腹)にヒント沢山ありそうですね(^▽^)/

最後までお付き合い頂きありがとうございます。

 

 

 

 

3 Thoughts on “意識を司る脳、心を司る腸。”

  • 奈津子さんのこのお部屋に初めてお邪魔いたしました。MCをされているときのお顔とは全く別世界でまた様々な分野から考察されて素晴らしいですね‼️大変刺激を受けましたよ。
    ありがとうございます🎵

    • たまみさん
      ブログへの書き込み、ありがとうございます。たまみさんからそんなことを言って頂けて・・・恐縮しながらも、とっても嬉しいです。
      是非また、たまみさんのピアノを聴かせてください。この騒動が収束したらお会いできますことを楽しみにしています。

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